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2025年6月30日

■入院11日目。「熊本・クライミング/ボルダリング・ROCKBAKKA/ロックバッカ」

【熊本市東区のボルダリング/クライミング】
ROCKBAKKA/ロックバッカ




皆さん

こんにちは。

今日はせわしない
河端です

朝からバタバタ大忙し

朝のルーティーンをこなし

朝食をとる

ほどなくすると

看護師さんから病棟の移動を告げられた

11時には移動だそうで

その後の予定がギュッと詰まっていく

午前中に今日は抜糸もするので

これはバタバタになる予感がした

でも
暇を持て余す私には
とてもありがたかった

まずは

お風呂

9:00から入り

髪を乾かしていると

「濡れたまんまでいいので病室に来て下さい」

と言われる

「えっ!?」

とりあえず言われるまま

髪はびしょびしょで廊下を歩いていく

髪は長いので

ちょっとホラーだと思った

病室に戻ると

先生が待ち構えている

とてもせわしない

チョキチョキと糸を切っては取り除いていく

傷口は5か所

どこか痛々しいその肩を

写真に一枚収めてもらった

「急がせてすいませんね。ではドライヤーの続きをどうぞ」

そう言うと

先生共々去っていった

急がなければ

リハビリの時間に間に合わない

リハビリが9:40から

残り5分だった

そそくさと戻り

髪を乾かした

パサパサの髪に潤いを与える為

ヘアーオイルを塗ったくった

また足早に

病室に戻ると

次はリハビリの先生が待っていた

「河端さんどうぞー」

私の体は
風呂上がりで
ほっかほっかになっていた

息つく間もなく

施術台に横たわる

暑い・・・

それでもなく代謝の良い私の額には

光り輝く汗が流れてきた

タオルもティシュすらもなく

汗は行方を失いただ流れ落ちるばかりだった

先生に気持ち悪がられてしまうと
焦れば焦るほど
止まらなく

出来ることはと言えば
手のひら一杯広げて
額を撫でまわすしか方法がない

何のために風呂に入ったのだろう

心からそう思った

リハビリはいつも通り

順調に行われ

終わりとともに

先生にお礼を言った

ここでは今日が最後

あろうことか

少し名残惜しさを感じている

そんな自分の環境適応能力の高さに寒気がした

部屋へ戻ると

台車が置かれていて

「移動しますから荷物をまとめて下さい」

と言われた

この11日間で

一番過酷な労働を強いられているが

悪い気はせず

体は軽快に動く

「引っ越しだ」

少しの緊張感と

次の病棟への期待感が入り混じる

荷物をまとめて

もう思い残すことはない

そう感じて

空っぽになった椅子に腰かけ
本を読もうと
ページをめくったその時

「シャーーーーーー」

カーテンを一気に開け放つ音

「移動しましょうか」

ニコッと笑う看護婦さん

一息もつかせやしないじゃないか

スパルタされても

心はルンルン

「いいぞいいぞー」

時間があっという間に過ぎていく

看護師さんに連れられ

新たな病棟に移動する

この病院は
大きく
とても広い

何区画かに分けられている病棟は
迷路のようで
まだ慣れていない

今日は初めて通る道だった

「長い・・・・」

病室までの道のりは
相当長かった
歩いて5分程度だろうか

「ローソンまでの距離は長くなっちゃいますけど。」

そう告げられたが

むしろ助かると

興奮気味に首を横に振った

これでまた時間が少しでも稼げる

そう思っていると

病棟についていた

「う。。。」

施設は相当年季が入っている

ほの暗く天井も低い

少しの圧迫感もちながら

廊下を歩く

患者さんの数も多く
老人が多いように感じた

短い期間だったけれど

自分は恵まれた環境に住んでいたんだなあと

故郷をしのんだ

今日からまたここで
新しい生活が始まる

早く適応しなければ

「フィットするぞ」

そう心の中でつぶやいた


ただ今日に限っては

部屋の調整のため

特別に一人部屋にしてもらえた

「広い」

3人部屋に慣れていたせいだと思う

ただただ広かった


設備、備品は

前住居と同じ

ただ一つ

古びたせいか

座っただけで
ベッドがやたらキシキシうなっている

「ああ・・・」

今日はいいけど
明日から4人部屋

到底

腹筋はできそうにないなと

憂鬱になった。

すぐに病棟案内が始まって

ぐるり周回

結構広い

トイレは4か所

洗面所は3か所

時間によっては込み合うらしい

光景が少し想像できた

一通り説明も終わり

部屋へ戻ると

12:00

昼食が運ばれてきた

今日は天丼

豪勢だったが

時間を忘れてせっかちに動いていたせいか

あまりお腹は空いておらず

デザートを少し残してしまう

ここにきてから

小食の私は

食への罪悪感が強まった

出されたものは食べなければならない使命感と
それでも食べれない満腹感の葛藤を
毎食ごとにする

罪悪感が高まる

だから
ここに来た時に
ご飯の量を減らしてもらうように伝えた

これで少しは違うだろう


すると
いつもより早いタイミングで
おぼんを下げられる

「なるほど」

ここでの時間を体にしみ込ませる

「ふぅーーー」

満腹感も得て、少し落ち着いた

でも

これからが大切

ここでの時間割を
体に叩き込まなければならない

向こうでできて
こっちでできないこと

こっちでできて
むこうでできないこと

その分別をいち早くすることが
生活を安定させる
一番の近道

それは学習している

そう思いながら
腰かけた
きしむベッドの後ろには

大きな窓が一つある

カラッと晴れた大空は

何とも暑そうだ

まだ見慣れない景色の中で

鳥が一羽飛んで行った


「今日はまだ始まったばかり」

さあて
あとは何して過ごそうか

そう思いながら
パソコンの画面をパタンと閉じた

第11章終わり


本日は
15:30からの営業です。

いつもそうですが
本日も皆様のご来店心より
お待ちしております

ではまた明日!!



世界の河端


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【ロックバッカキッズスクールについて】





詳細は
以下です。


-----------------------【日時】-----------------------

金・土・日
金/17:00~18:00
土・日/15:00~16:00

-----------------------【回数】-----------------------

月4回・月8回

-----------------------【料金】-----------------------

月4回 6,000円
月8回 10,000円

月4回+フリーパス 8,500円
月8回+フリーパス 12,000円

-----------------------【入校資格】-----------------------

小学生

-----------------------【制限人数】-----------------------

10名限定

-----------------------【スクール内容】-----------------------

ロックバッカでは

「クライミングとは」
というシンプルな課題に取り組みます。
子供達のレベルに合わせて
課題に取り組むことにより
日々成長をしていくことが出来ます。

文字通り
体幹・筋力アップ
脳の神経発達
などは
もちろんのこと

最終的には
立派なクライマーとして
独り立ちできるようになってもらうため
コーチングしていきます。

その中でも
スクールを通じて
養ってもらいたいのは

クライミングという競技の中での
身体・精神のたくましさ
力強さ

そして何よりも大事なことである
「楽しいことに夢中になる」
ということです。

スクールですから
進級したり
レベルアップしたりと
形を求めがちになってしまいます。

もちろん
それも大事なことではありますが
ロックバッカでは
強さはもとより
楽しむことに重点を置きます。

全力で夢中になり楽しめる力が
将来長い人生を歩んでいく中で
必ず必要になってきます。

その力強さが
人を成長へと導くと考えます

学校以外で
楽しいことが待っている。
だから頑張れる
そんな日常を目指して欲しいのです。

人生そんなに甘くはない。
でも
楽しいことも沢山したっていいのです。

子供達には
そんな楽しむ力を
身につけて欲しいなと思います。

そして
楽しいことでも
時には
つらい時もあります

そこで養えるのが忍耐力になります。

楽しいことで頑張ってもらいたいです。

私が教えてあげられることは
ごく僅かだと思っています。

あとはその中で子供たちが

自身で考え

答えを導きだしていきます。

そのサポートをやっていけたらなと
今は思っています。


保護者様は
お子さん育成のもと
沢山の不安や期待感を
お持ちだと思いますが

子供の自立心を信じ

思い切って
預けてみてください。

あとは
私も
出たとこ勝負で頑張ります!


ではでは
そんなご連絡でありました。


よろしくお願い致します。




世界の河端