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2011年2月23日

第二章~ロマンスヶ丘でロマンスを




ノリニア国物語~第二章

(ロマンスヶ丘ボルダリングコンペ~第二章)



お昼過ぎ編



みなさんこんにちは。B.10通信です。


さてさてお待ちかねの第二章の始まりです。


一番端のエリア。「小白龍」「木漏れ日岩」にいた私達のところに。



違う課題をやっていた日高・白石コンビがやってまいりました。



白石さんはこのちょい前方にある

”おまかせ岩”「おまかせハング・6級」

         「おまかせしますハング・5級」

を登りに。






・・・一方






日高さん入念な携帯チェック




ちなみにロマンスヶ丘はバッチリ3本アンテナ立ちます。便利ですよ。




ふと振り返ると日高さん。お疲れモードのようで。


それでも
眠たそーに・・・・「そろそろご飯にしない??お昼寝しない??」てきなノリで。

発案して下さいました。





時刻は1時を過ぎたあたりでしょうか。




やる気満々、岩とのプレイをおおいに楽しんでいる延本氏はとりあえず置き去りにし。



私達4人は一路。ベースキャンプへ。



延本ガンバ!!



あぁ、人がいっぱい増えて来たよ。カワウソーに・・・。



負けるな延本っ!!



俺は帰るから!!




待ってるんだよあいつがぁぁ!!



さらば!!






当然ですが・・・
ごちそうを食べたら、眠くなりました。




コンペ中にして
お昼寝モード全開







結果。日高さんはこうなって。








はい、もうちょい寄って~。







こうなる。

この流れ、もはや定番ですね。





「安眠」とは「安らかに眠る」と書きます。


この状態です。


まさか日高さんが語源になっていたとは全く知りませんでした。

腕は太いですけど歴史的な人だったんですね~。





その横で私は、クスクス笑い。



岩の上で木漏れ日を感じ。






ポテチを抱きかかえながらスヤスヤと眠らさせて頂きました。







お恥ずかしながら、今回の私はこのような感じで一日を使わせて頂きました。




え~と、無駄だのバカだのアホだのと、苦情はいっさい受け付けません




だってボクの休日だもん


どう使ったって勝手でしょ。

コンペより昼寝!!

争うことを嫌う。これ大事よ、今の世の中。

・・・・・・・とりあえず今のナシ!ね。






そして

永末・白石組はすでに下山しもう一つのエリアへ向かった模様。



延本は帰還すること無く姿をくらましたまま



我に帰った日高さんは、フ抜けた自分の尻にムチを打ち課題を落とすべくとして立ち上がり




ゴリゴリに固いベッドの上でフワフワな夢の中





気づけば時刻3時。15分前。



時すでに遅し。



私の初コンペ返り血を浴びることも無く無事に終わったのでした。





残された時間。

あとボクに出来ることと言えば。



後片付け。帰る支度。



おそらくベストタイム。





延本君も日高さんもチュワチュワ~っと帰って来て。



最後はみんな仲良く下山しました。









永松さん達とも合流を果たし。


二人とも登りに登っていたようで・・・

とても満足充実な笑顔を私にふりまいてきました





『そんな笑顔で見ないで!』


『ボク寝ちゃってたんだ。』


『みんなとは分かち合えないんだ』




と、ハートに小さなトゲがチクリ。





"満足げなみんなのスコア表と "頼りないボクのスコア表"



か細い筆圧で下から上にスイっと伸びたチェックマーク



驚く程キレイなスコア表に、ピッ。ピッ。ピッ。・・・と鳴いています。


それはまるで、スッカスカのお弁当箱のように

貧しいほど手つかずのチェックボックス

今日のボクには必要ないと訴えているかのようでした。




というわけで


本日の登攀本数





5課題。



ウソじゃねーよ



うち、

6級一本。

2級一本。

3級一本。


どうだい?カッコいーだろう?



これが男の生き様さ!!






・・・。
とりあえず集計所へ。



集計って言ったって・・・



得点合計を記入する欄がありました。

提出の際に気づいた私に

スタッフの方『いいですよ、そのままお出し下さい。』



え・・・いや・・・・・俺・・・・・合計




暗算できますよ・・・・。





その程度です。





それでも私は、リンッと胸はって

『じゃお願いします!』って

紙を放り投げてやりましたけどね。



万事休す。






さて、話も終盤。

あとはいよいよ順位発表と閉会式を残すだけです。



このあと。ゲラゲラと笑いにあふれ。波乱に満ちた時となるのでした。





第三章へ続く




第二章完